「プチプラ崩れない下地を探しているけれど、種類が多すぎて何を選べばいいかわからない」「せっかくメイクしても、夏になると汗や皮脂でドロドロに崩れてしまう…」そんなお悩みを抱えていませんか?
夏の高温多湿は、どんなに丁寧にメイクをしても崩れやすくなる季節。でも、ちょっとしたアイテム選びと塗り方のコツを押さえるだけで、プチプラコスメでも一日中きれいな仕上がりをキープできる可能性がぐっと高まります。
この記事を読むと、次の3つのことがわかります。
- 夏メイクが崩れる根本的な原因と、崩れにくいベースメイクを成り立たせる条件
- プチプラ崩れない下地・ファンデーションの選び方5つのポイント
- 朝のスキンケアから仕上げまで、崩れを防ぐベースメイクの正しい手順とプロのコツ
本記事では、ドラッグストアや市販で手軽に手に入るプチプラアイテムをベースに、肌タイプ別の選び方から実際の使い方・お直し方法まで幅広くご紹介します。ベスコス受賞やSNSで話題になったアイテムの口コミ情報も取り上げているので、実際の使用感をイメージしながら読み進めていただけます。
この記事を最後まで読めば、「どのプチプラ崩れない下地やファンデを買えばいいか」「どう使えば夏でも崩れにくいのか」が具体的にわかり、今年の夏こそ”崩れ知らずのベースメイク”を目指すヒントが見つかるはずです。
ぜひ最後まで読んでみてください。
- そもそも「化粧崩れ」ってなぜ起きるの?夏に崩れやすい理由を知ろう
- 崩れないベースメイクが成り立つ3つの条件
- プチプラベースメイクのメリット・デメリット
- 夏メイクで崩れない!プチプラベースアイテムの選び方ポイント5つ
- 崩れを防ぐ!夏のベースメイク手順とプロのコツ
- 夏メイクの注意点とよくある失敗
- 【プチプラ】夏の崩れない下地&ファンデおすすめ5選
- まとめ|プチプラ崩れない下地で、夏メイクをもっと快適に
そもそも「化粧崩れ」ってなぜ起きるの?夏に崩れやすい理由を知ろう

プチプラ崩れない下地を探す前に、まず「なぜ化粧が崩れるのか」を知っておくことがとても大切です。原因をしっかり理解することで、アイテム選びやメイク方法がぐっと変わってきますよ。
汗・皮脂・湿気が化粧崩れの三大原因
化粧崩れが起きる原因は、大きく分けて「汗」「皮脂」「湿気」の3つです。この3つが重なることで、丁寧に仕上げたベースメイクも、時間が経つとヨレたり、浮いたり、落ちたりしてしまいます。
| 原因 | メイクへの影響 | 特に出やすい場所 |
|---|---|---|
| 汗 | ファンデや下地が水分で溶けて流れる | Tゾーン・こめかみ・首まわり |
| 皮脂 | 油分によってメイクが浮いたり、よれたりする | 額・鼻・あご(Tゾーン全般) |
| 湿気 | 空気中の水分でベースメイクが密着しにくくなる | 顔全体(夏場は特に全体に影響) |
特に夏場は、この3つが同時に襲いかかってくるため、崩れのスピードがとても速くなります。それぞれの原因についてもう少し詳しく見てみましょう。
①汗による崩れ
汗をかくと、ファンデーションや化粧下地などのベースメイクが水分によって浮き上がり、流れ落ちてしまいます。汗は「水性」の成分なので、ウォータープルーフ処方でないコスメは特に影響を受けやすいです。
②皮脂による崩れ
肌の内側から分泌される皮脂(油分)は、メイクのベース部分を浮かせてしまう性質があります。皮脂が多いオイリー肌の方は、午前中からすでにテカリや崩れが始まることもあります。
③湿気による崩れ
空気中の湿度が高いと、肌とコスメのあいだに水分が入り込んで密着力が落ちます。特に日本の梅雨〜夏は湿度が70〜80%を超えることも多く、ベースメイクにとってはとても過酷な環境です。
気象庁のデータによると、日本の夏(7〜8月)の平均湿度は地域によって差があるものの、東京では70〜80%程度に達することも珍しくありません。この高湿度が、化粧崩れを加速させる大きな要因のひとつと考えられています。
夏特有の「高温多湿」がベースメイクに与えるダメージとは
夏の日本は「高温多湿」という独特の気候が続きます。この「高温」と「多湿」がセットで重なることが、ベースメイクにとって特にダメージが大きい状況を作り出します。
気温が上がると皮脂の分泌量が増える
気温が上昇すると、体温を調節するために皮脂の分泌が活発になります。皮脂には本来、肌を乾燥から守るバリア機能があるのですが、夏は必要以上に分泌されやすくなるため、メイクの持ちに大きく影響します。
一般的に、気温が1℃上がるごとに皮脂の分泌量が約10〜15%増加すると言われており(複数の皮膚科学の研究データより)、真夏の気温(35℃前後)では春先に比べて皮脂量が2〜3倍以上になることも報告されています。プチプラ崩れない下地を使っていても、この皮脂の増加に対応できていないと崩れやすくなってしまいます。
高温で毛穴が開き、メイクが浮きやすくなる
気温が上がると、肌の毛穴も開きやすくなります。毛穴が開いた状態では、下地やファンデーションが均一に密着しにくく、時間の経過とともに崩れが目立ちやすくなります。特に鼻や額など、もともと毛穴が目立ちやすいパーツは要注意です。
多湿でコスメが「のりにくい・密着しにくい」状態に
湿度が高いと、肌の表面にも水分が多い状態になります。そのため、コスメが本来持っている「肌に密着する力」が十分に発揮されにくくなります。塗ってすぐはきれいに見えても、時間が経つにつれてメイクが動いてしまうのはこのためです。
- 高温により皮脂分泌が増加する
- 毛穴が開いてメイクの密着力が低下する
- 多湿によりコスメが肌に乗りにくくなる
- 汗と皮脂と湿気が重なることで崩れが一気に加速する
これらの要因が複合的に重なるのが「夏のメイク崩れ」の本質です。だからこそ、夏のメイクは「どんなアイテムを選ぶか」「どんな手順で仕上げるか」がとても重要になってきます。
「テカリ」と「崩れ」は別物?それぞれの違いと関係性
夏メイクを語るときに「テカリ」と「崩れ」という言葉がよく出てきますが、実はこの2つは少し意味が異なります。混同してしまうと対策の方向性がずれることもあるので、しっかり整理しておきましょう。
「テカリ」とは?
テカリとは、肌の表面が光って見える状態のことです。主に余分な皮脂や汗が肌の上に浮いてくることで起きます。メイクは崩れていなくても、テカリが出ることはあります。たとえば、スキンケアの保湿が過剰だったり、オイル系の下地を使っていたりするとテカって見えることがあります。
「崩れ」とは?
崩れとは、ファンデーションや下地が本来の場所からずれたり、よれたり、落ちてしまっている状態のことです。毛穴が目立ってきたり、ヨレてムラになったり、素肌が透けて見えるような状態が「崩れ」にあたります。
| 比較項目 | テカリ | 崩れ |
|---|---|---|
| 主な原因 | 皮脂・汗・過剰なスキンケアの油分 | 皮脂・汗・湿気・メイクのよれ |
| 見た目の特徴 | 肌が光ってべたっとして見える | ヨレ・ムラ・毛穴の目立ち・素肌が透けて見える |
| メイクの状態 | 崩れていなくてもテカリは出ることがある | テカリが進行すると崩れに発展することが多い |
| 対策の方向性 | 皮脂コントロール・フェイスパウダーで抑える | 密着力の高いベースアイテム選び・正しいメイク手順 |
テカリを放置すると「崩れ」に発展する
テカリと崩れは別物ですが、テカリを放置するとそのまま崩れにつながることがほとんどです。皮脂が肌の表面に浮いてきた状態をそのままにしておくと、ファンデーションや下地が浮き上がり、やがてよれたり落ちたりしていきます。つまり、テカリは崩れの「前兆」とも言えます。
この関係性を理解すると、「テカリが出始めたらすぐにお直しする」「皮脂コントロール成分入りのプチプラ崩れない下地を選ぶ」など、早めの対処が有効だということがわかります。
自分の悩みはどちら?確認してみよう
- 昼になると鼻や額がピカピカ光ってくる → テカリ悩み
- ファンデが毛穴に入り込んでデコボコして見える → 崩れ悩み
- 夕方になると塗った場所がヨレてムラになる → 崩れ悩み
- べたつくのに乾燥した部分もある → テカリ+崩れの混合型
自分の肌の状態がテカリ寄りなのか崩れ寄りなのかを把握しておくと、後のアイテム選びやメイク手順の参考になります。夏メイクの崩れ対策は、まずこうした基本的な「なぜ崩れるのか」の理解からスタートすることが、遠回りのようで一番の近道になるかもしれません。
崩れないベースメイクが成り立つ3つの条件

プチプラ崩れない下地を選ぶだけでなく、ベースメイク全体の「仕組み」を理解することが、夏でも長時間メイクをキープするための近道です。実は、崩れにくいメイクには共通する3つの条件があります。この条件をひとつひとつ押さえていくことで、プチプラコスメでも高見えする仕上がりと持ちの良さを両立させることができます。
①土台づくり|スキンケアで”皮脂コントロール”をする
崩れないメイクの第一歩は、メイクを始める前のスキンケアにあります。どんなに優秀な下地やファンデーションを使っても、土台となる肌の状態が整っていなければ、メイクは崩れやすくなってしまいます。
特に夏場は皮脂の分泌量が増えます。皮脂はメイクを内側からじわじわと浮かせてしまう原因になるため、スキンケアの段階で皮脂をしっかりコントロールしておくことがとても重要です。
なぜ皮脂が増えるの?
気温が上がると、体温調節のために汗腺が活発になると同時に、皮脂腺も活発に働くようになります。皮脂腺は温度が1℃上がるごとに皮脂の分泌量が約10〜15%増えると言われており、真夏の肌は皮脂過多な状態になりやすい環境に置かれています。
スキンケアで意識したいポイント
- 保湿を怠らない:「脂っぽいからあまり保湿しなくていい」と思っている方も多いですが、これは逆効果になる場合があります。肌が乾燥すると、乾燥を補おうとして皮脂が過剰に分泌されることがあります。しっかり保湿することで、余分な皮脂分泌を抑えることが期待できます。
- 化粧水は油分の少ないさっぱりタイプを選ぶ:夏は特に、べたつきの少ないさっぱりとしたテクスチャーのアイテムが向いています。
- 乳液・クリームは量を加減する:過剰な油分はメイク崩れを招きやすくなります。Tゾーン(額・鼻)など皮脂の出やすい部分は薄めに塗るなど、塗布量を調整しましょう。
- スキンケア後は肌が落ち着くまで待つ:化粧水や乳液が肌に浸透しきる前に下地を塗ると、成分が混ざり合ってよれや崩れの原因になります。スキンケア後は2〜5分ほど待ってから次のステップへ進みましょう。
脂性肌・乾燥肌別のスキンケアポイント
| 肌タイプ | 特徴 | 夏のスキンケアの注意点 |
|---|---|---|
| 脂性肌(オイリー肌) | 皮脂の分泌が多く、顔全体がテカりやすい | さっぱり系の保湿を選び、過度な油分を避ける。収れん化粧水も選択肢のひとつ |
| 混合肌 | Tゾーンはテカるが、頬は乾燥しやすい | 部位によってアイテムや量を変えるなど、パーツ別ケアを意識する |
| 乾燥肌 | 皮脂が少なく、粉吹きや皮むけが起きやすい | 保湿はしっかり行いつつ、水分と油分のバランスをとる。ただし塗りすぎに注意 |
スキンケアの段階で「肌の皮脂バランスを整えること」が、その後のメイクの持ちを大きく左右します。崩れにくいメイクはスキンケアから始まっている、と意識しておきましょう。
②アイテム選び|汗・皮脂に強い処方のコスメを使う
土台の肌を整えたら、次に重要になるのがアイテム選びです。どれだけ丁寧にスキンケアをしても、汗や皮脂に弱い処方のコスメを使っていれば夏の厳しい環境には対応しきれません。プチプラ崩れない下地を選ぶ際にも、処方の内容をしっかり確認することが大切です。
チェックしたい処方キーワード
- 皮脂吸着処方・テカリ防止処方:タルクやシリカなどの皮脂吸着成分を配合しており、余分な皮脂を吸い取ってサラサラな肌をキープしやすくします。
- ウォータープルーフ処方:汗や水に強い処方で、汗をかいても落ちにくい仕様です。夏のベースメイクには特に頼もしい処方と言えます。
- フィルム形成処方:肌の上に薄いフィルム状の膜を形成し、メイクを密着させて崩れを防ぐ働きが期待できます。
- ロングラスティング(長時間キープ)処方:肌への密着力を高めることで、時間が経ってもメイクが崩れにくくなるよう設計されています。
ドラッグストアで手に入るプチプラコスメにも処方の違いがある
プチプラコスメでも、商品ラベルやパッケージに「皮脂テカリ防止」「汗・水に強い」「崩れにくい」などの記載があるものが多く販売されています。これらは単なる宣伝文句ではなく、処方の違いを示している場合がほとんどです。成分表や商品説明をしっかり確認する習慣をつけると、自分の肌悩みに合ったアイテムを選びやすくなります。
肌タイプ別のアイテム処方の目安
| 肌タイプ | おすすめの処方・テクスチャー | 避けたほうがいい処方 |
|---|---|---|
| 脂性肌・オイリー肌 | 皮脂吸着処方・マット仕上げ・パウダー系 | オイルリッチな処方・ツヤ重視系 |
| 混合肌 | テカリ防止処方+部分的な保湿ケア | 全顔に同じ処方を使いすぎる |
| 乾燥肌 | 保湿成分配合・密着系リキッド・クリームタイプ | マットすぎる処方(粉っぽさや割れの原因に) |
プチプラでも処方の質は年々向上しており、デパコスと比較しても遜色ない持続力を発揮するアイテムが増えています。処方をしっかり確認しながら選ぶことで、コスパよく夏メイクを攻略できます。
③重ねる順番|下地→ファンデ→パウダーの正しいレイヤリング
スキンケアと良いアイテムを揃えていても、重ねる順番や量を間違えてしまうと、崩れにくいメイクは実現しにくくなります。ベースメイクにはそれぞれのアイテムが果たすべき役割があり、その役割を正しい順序で発揮させることが「崩れにくいメイクのレイヤリング(重ね方)」の基本です。
ベースメイクの役割を理解しよう
- 化粧下地(プライマー):スキンケアとファンデーションの橋渡しをするアイテムです。毛穴や凹凸を整え、ファンデーションの密着力と持ちを高める役割を担います。皮脂コントロールやUVカット機能を持つものも多くあります。
- ファンデーション:肌のトーンを均一に整え、シミやくすみ、ニキビ痕などをカバーするアイテムです。下地がしっかり機能していれば、ファンデーションは薄く伸ばすだけで十分なカバーが可能になります。
- フェイスパウダー(仕上げパウダー):ベースメイク全体の表面をサラサラに整え、メイクをコーティングして崩れを防ぐ役割を持ちます。夏は特にパウダーが重要で、皮脂を抑えてマット肌をキープするために欠かせないアイテムです。
正しいレイヤリングの流れ
- スキンケアで肌を整える:化粧水・乳液などで保湿を済ませ、肌が落ち着くまで数分待ちます。
- 日焼け止め(必要な場合):下地の前に日焼け止めを使う場合は、このタイミングで塗布し、浸透するまで待ちます。
- 化粧下地を薄く均一に塗る:適量を手のひらや指先にとり、顔の中心から外側に向かって薄く伸ばします。毛穴が気になるTゾーンには特に丁寧に塗り込みましょう。
- ファンデーションを薄く重ねる:下地が肌になじんだことを確認してから、少量のファンデーションを指またはスポンジで薄く均一に広げます。厚塗りは崩れの原因になるため、少量ずつ重ねるのが基本です。
- フェイスパウダーで仕上げる:ブラシやパフを使ってパウダーを顔全体に薄くのせ、皮脂の出やすいTゾーンには重点的に押さえるようにのせます。
よくある「レイヤリングの失敗」と原因
| よくある失敗 | 原因 | 改善のポイント |
|---|---|---|
| 下地を塗った直後にファンデを重ねる | 下地がなじむ前に重ねるとよれが起きやすい | 下地塗布後1〜2分待ってからファンデを重ねる |
| ファンデーションをたっぷり塗る | 厚塗りは皮脂と混ざりやすく崩れの原因に | 少量を薄く重ねる。物足りなければ部分的に重ねる |
| パウダーを省略する | ベースに皮脂がのりやすくなり崩れが早まる | 夏は特にパウダーで仕上げてコーティングする |
| こすりながら塗る | せっかく塗った下地・ファンデが取れてしまう | 「のせる・押さえる」動作を意識する |
崩れないベースメイクは、①スキンケアで肌の状態を整え、②処方の優れたアイテムを選び、③正しい順番で丁寧に重ねるという3つの条件がそろって初めて実現します。どれかひとつを疎かにしてしまうと、どんなに良いアイテムを使っていても効果が半減してしまうことがあります。プチプラ崩れない下地も、正しく使うことで最大限のパフォーマンスが期待できます。夏メイクをしっかりキープするために、この3条件をぜひ日々のルーティンに取り入れてみてください。
プチプラベースメイクのメリット・デメリット

プチプラ崩れない下地やファンデーションは、今やドラッグストアやコンビニなどで手軽に手に入るようになりました。でも実際のところ、「プチプラって本当に夏でも使えるの?」と不安に思っている方も多いのではないでしょうか。ここでは、プチプラベースメイクのメリットとデメリットを正直にお伝えしたうえで、上手に活用するためのヒントをご紹介します。
プチプラのメリット|コスパよく試しやすい・使い切りやすい
プチプラコスメ最大の魅力は、何といっても価格の手軽さです。デパートコスメのベースメイクアイテムは1本3,000円〜1万円以上するものも珍しくありませんが、プチプラ商品であれば500円〜1,500円前後で購入できるものが多くあります。
この価格帯のおかげで、次のようなメリットが生まれます。
- 試しやすい:「自分の肌に合うかどうか」を低リスクで試せます。合わなかったとしても金銭的なダメージが少ないので、色や質感の違うものをいくつか試しながら自分に合ったアイテムを見つけやすいです。
- 使い切りやすい:コスメは開封後、衛生面を考えると1年以内に使い切ることが推奨されています(特に夏は高温多湿で劣化が早まりやすいです)。プチプラであれば、惜しまず使えるため衛生的に使い切りやすいメリットがあります。
- 夏専用・シーズン限定品を買いやすい:夏の暑さに特化した「テカリ防止処方」や「皮脂吸着タイプ」などの季節限定商品もプチプラなら試しやすく、シーズンごとに新しいものを取り入れるハードルが低くなります。
- 複数アイテムをそろえやすい:下地・ファンデーション・パウダーと複数のアイテムをプチプラで統一しても、トータルで3,000〜5,000円程度に収められる場合があります。
また、近年のプチプラコスメは技術的な進化が著しく、以前に比べてデパコス(デパートコスメ)に引けを取らない品質のものも増えてきています。
実際に、化粧品の品質や安全性を確認するための試験・評価は、国内で製造・販売される化粧品であれば価格に関わらず、薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)の基準を満たす必要があります。つまり、プチプラだからといって品質基準が低いわけではなく、一定の安全性や品質の枠組みの中で作られています。
プチプラのデメリット|カバー力や持続力に差が出ることも
一方で、プチプラベースメイクには正直に向き合っておきたいデメリットも存在します。メリットばかりを見てしまうと「なぜうまくいかないのだろう」と感じてしまうことがあるため、事前に知っておくことがとても大切です。
デメリット①:カバー力に限界があるものもある
プチプラのファンデーションや下地の中には、ニキビ跡・色ムラ・毛穴などを高いレベルでカバーする成分や技術が使われていないものもあります。特に肌悩みが多い方にとっては「もの足りない」と感じることがあるかもしれません。
ただし、これはすべてのプチプラに当てはまるわけではなく、商品によって大きく差があります。コンシーラーを部分使いするなど工夫次第でカバーできる場合もあります。
デメリット②:持続力(崩れにくさ)に差が出やすい
夏の高温多湿の環境下では、汗や皮脂によってメイクが崩れやすくなります。デパコスの中には、独自の皮脂吸着成分や密着技術が採用されている高価格帯の商品もあり、プチプラと比べると1日中のキープ力に差が出るケースもあります。
特に以下のような方は、プチプラのみで長時間のキープを期待するのが難しい場合があります。
- 皮脂分泌が多いオイリー肌の方
- 屋外での活動時間が長く、汗をかきやすい方
- 重要な場面(大切なイベントや外出)で「絶対崩れたくない」という方
デメリット③:成分の情報が少ないことがある
デパコスの高価格帯コスメは、成分や処方の詳細、皮膚科テスト済みかどうかなどの情報が豊富に公開されているものが多い傾向にあります。一方、プチプラコスメはパッケージや公式サイトの情報が少ないことがあり、敏感肌の方が成分をじっくり確認したい場合には少し手間がかかることがあります。
| 比較項目 | プチプラコスメ | デパコス(参考) |
|---|---|---|
| 価格帯 | 500〜1,500円前後 | 3,000〜10,000円以上 |
| 試しやすさ | ◎ 気軽に買える | △ 金額的なハードルあり |
| カバー力 | △ 商品差が大きい | ○〜◎ 高いものが多い |
| キープ力(夏) | △〜○ 商品差が大きい | ○〜◎ 独自処方が豊富 |
| 使い切りやすさ | ◎ 惜しまず使える | △ もったいなく感じやすい |
| 成分情報の量 | △ 少ない場合がある | ○ 詳細が多い傾向 |
デメリットを補うひと工夫|フィックスミスト・パウダー活用術
プチプラ崩れない下地やファンデーションを選んだうえで、さらにデメリットをカバーできる方法を知っておくと、夏のメイクをより長持ちさせることが期待できます。ここでは、特に効果的な2つのアイテムの活用術をご紹介します。
活用術①:フィックスミスト(メイクキープスプレー)
フィックスミストとは、メイクの仕上げにスプレーして吹きかけることで、メイクを肌に密着させてキープする効果が期待できるアイテムです。プチプラのものでも1,000円前後で購入できる商品が多く、コスパよく取り入れられます。
使い方のポイントは以下の通りです。
- ベースメイクをすべて仕上げた後に使います。
- 顔から20〜30cm程度離して、全体にまんべんなくスプレーします。
- スプレー後は手でパタパタとあおいで乾かします(こすらないことが大切です)。
フィックスミストを使うことで、メイクの粉浮きや化粧崩れを防ぎやすくなると言われており、特に外出前のひとひと吹きが夏のメイク持ちに役立つ可能性があります。
活用術②:フェイスパウダー(ルースパウダー・プレストパウダー)の重ね使い
プチプラのリキッドファンデーションやクッションファンデーションの上にフェイスパウダーを重ねることで、皮脂によるテカリを抑え、メイクをよりキープしやすくする効果が期待できます。
特に夏におすすめなのは「皮脂吸着パウダー」成分が配合されたものです。毛穴を目立ちにくくしながら、過剰な皮脂を吸い取ってサラサラ肌をキープしやすくしてくれる処方のものが多く販売されています。
フェイスパウダーを選ぶときのポイントをまとめると、次のようになります。
- オイリー肌・混合肌の方:マットタイプ・皮脂吸着タイプがおすすめです。テカリやすいTゾーン(額・鼻)を中心に重ねると効果的です。
- 乾燥肌・普通肌の方:パールやツヤ感のあるタイプを選ぶと乾燥して粉っぽく見えにくくなります。薄くふんわりとのせる程度にとどめましょう。
- 全肌タイプ共通:厚くつけすぎると逆に崩れやすくなるため、パフやブラシで軽く押さえるように、薄く重ねるのがコツです。
活用術③:部分使いコンシーラーでカバー力を補う
「全体のカバー力がもの足りない」と感じる場合には、気になる部分にだけコンシーラーをプラスする方法が有効です。プチプラのコンシーラーもドラッグストアで多数販売されており、スポット的に使うことでファンデーション全体を厚塗りせずにカバー力を高めることができます。厚塗りはかえって崩れやすくなるため、「気になるところだけコンシーラーで補う」という考え方が夏のベースメイクには特におすすめです。
このように、プチプラ崩れない下地やファンデーションの弱点を補うアイテムや使い方を組み合わせることで、デパコスにも引けを取らない崩れにくいベースメイクを目指すことができます。大切なのは「アイテムの価格」ではなく、「どう使うか・何を組み合わせるか」というテクニックと知識です。
夏メイクで崩れない!プチプラベースアイテムの選び方ポイント5つ

プチプラ崩れない下地を探すとき、「なんとなくよさそう」で選んでしまっていませんか?実は、自分の肌タイプや処方の中身をきちんと確認するだけで、メイクの持ちは大きく変わってきます。ここでは、夏のベースメイクアイテムを選ぶときに押さえておきたいポイントを5つに絞ってわかりやすく解説します。
①肌タイプ別に選ぶ|脂性肌はリキッド・乾燥肌はクリームタイプ
まず大切なのは、自分の肌タイプに合ったテクスチャーを選ぶこと。同じ「崩れにくい」と書いてあるアイテムでも、肌質によって向き・不向きがあります。自分の肌タイプを知らずに選ぶと、逆に崩れやすくなってしまうこともあるので注意が必要です。
肌タイプとおすすめのテクスチャーの関係は、以下のように整理できます。
| 肌タイプ | 特徴 | おすすめテクスチャー | 理由 |
|---|---|---|---|
| 脂性肌(オイリー肌) | 皮脂が多く、テカリやすい | リキッド・ジェルタイプ | 皮脂吸着成分が配合されているものが多く、さらっと仕上がる |
| 乾燥肌 | 水分が少なく、粉浮きしやすい | クリームタイプ・保湿重視のリキッド | 油分が肌の乾燥を補い、密着力を高めてくれる |
| 混合肌 | Tゾーンは脂っぽく、頬は乾燥しやすい | 軽めのリキッドタイプ | 部分的に使い分けるか、バランス型処方を選ぶとよい |
| 敏感肌 | 刺激に弱く、赤みや乾燥が出やすい | 低刺激・無香料のクリーム・乳液タイプ | 肌への負担が少ない成分を選ぶことが優先 |
たとえば脂性肌の方がクリームタイプの下地を使うと、油分が多すぎてベタつきが増し、メイクがよれやすくなることがあります。反対に乾燥肌の方がさらさら系のジェルタイプだけを使うと、乾燥による粉浮きが起きて崩れにつながる可能性があります。
プチプラアイテムはドラッグストアで手軽に試せるものが多いので、自分の肌タイプを基準にしながら、少しずつ試してみることをおすすめします。
②「皮脂吸着・テカリ防止」処方かどうかを確認する
夏の化粧崩れの主な原因のひとつは過剰な皮脂です。そのため、下地やファンデーションを選ぶ際は、「皮脂吸着」や「テカリ防止」処方が含まれているかどうかを必ず確認しましょう。
よく使われる皮脂対策成分には、以下のようなものがあります。
- シリカ(無水ケイ酸):微細な粉末が皮脂を吸い取り、さらっとした仕上がりを長時間サポートします。
- タルク:肌の表面の余分な皮脂・水分を吸着し、マットな質感を保ちやすくします。
- ナイロン-12:粉状の成分で、テカリを抑えながらなめらかな肌感をサポートします。
- BG(ブチレングリコール)配合の皮脂コントロール処方:皮脂の分泌量をコントロールするために配合されることがあります。
商品パッケージや公式サイトに「皮脂テカリを防ぐ」「オイルコントロール」「マットキープ処方」などの記載がある場合は、これらの成分が含まれていることが多いです。成分表示をすべて理解するのは難しくても、製品の特徴・処方のうたい文句を確認する習慣をつけるだけで、アイテム選びの精度がぐっと上がります。
プチプラでもこれらの成分が配合されたアイテムは多く販売されています。ドラッグストアで購入する際は、商品裏面の「特徴・成分欄」を少し確認してみましょう。
③SPF・PA値をチェック|UV下地なら紫外線対策も同時にできる
夏のベースメイクでは、紫外線対策も欠かせません。下地にUVカット機能が含まれていれば、日焼け止めを別途重ねる手間を省くことができ、肌への塗布量を減らせるためメイクの厚塗りを防ぐことにもつながります。
紫外線に関する数値の目安は以下の通りです。
| 指標 | 意味 | 夏の目安 |
|---|---|---|
| SPF(エスピーエフ) | UVB(肌を赤くする紫外線)をカットする力の指標 | SPF30以上が目安。屋外活動が多い場合はSPF50+も検討を |
| PA(ピーエー) | UVA(肌の奥まで届き、シミ・くすみの原因になる紫外線)をカットする力の指標 | PA+++〜PA++++が目安 |
環境省が公表している「紫外線環境保健マニュアル」によると、日本の夏は紫外線量が1年の中でも特に多くなる時期とされており、屋外・屋内問わずUV対策が推奨されています。日常の外出であればSPF30程度で十分とされていますが、海水浴やスポーツなど汗をかく場面ではより高いSPF・PA値のものを選ぶと安心です。
プチプラの下地でも、SPF50+・PA++++を備えた商品がドラッグストアで手軽に見つかります。「1本で日焼け止めと化粧下地を兼ねられる」アイテムを選ぶと、夏の朝のメイク時間を短縮しながら効率よくUV対策が期待できます。
④石けんで落とせるかどうか|夏はクレンジングの負担も考慮
崩れないコスメを選ぶとき、見落とされがちなのが「落とし方」との相性です。夏は汗・皮脂で肌が疲れやすく、クレンジング時の摩擦や強い洗浄力によって、肌バリアが傷つきやすい季節でもあります。
最近のプチプラ下地・ファンデの中には、「石けんで落とせる」と表記されたものが増えています。これは、一般的なクレンジングオイルやクレンジングミルクを使わなくても、洗顔料(石けん)だけでオフできる処方になっているという意味です。
- 石けんオフのメリット:クレンジング剤の使用を省けるため、肌への摩擦や洗浄成分による刺激を軽減できる可能性があります。
- 注意点:石けんオフ対応でも、きちんとぬるま湯で十分に泡立てて洗い流すことが大切です。すすぎが不十分だと毛穴詰まりにつながる場合があります。
- ウォータープルーフ処方の場合:後述しますが、ウォータープルーフ対応の商品は石けんだけでは落ちにくいものが多いため、必ず対応するクレンジングと組み合わせて使いましょう。
購入前にパッケージの「落とし方」欄を確認し、自分のスキンケアルーティンに合うかどうかをチェックする習慣をつけましょう。崩れにくさだけでなく、「落としやすさ」もベースメイク選びの重要な基準のひとつです。
⑤差別化ポイント:「ウォータープルーフ処方」か確認する|汗・水に強いコスメの見分け方
プチプラ崩れない下地を選ぶ際に、とくに夏ならではの視点として注目したいのが「ウォータープルーフ処方」かどうかという点です。汗をかきやすい夏や、プールや海などで水に触れる機会が多いシーンでは、通常処方のコスメよりもウォータープルーフ対応のものが崩れにくい傾向があります。
ウォータープルーフ処方かどうかを見分けるポイントは以下の通りです。
- パッケージに「ウォータープルーフ」「WP」「耐水性」と記載がある:これが最もわかりやすい確認方法です。
- 成分表に「トリメチルシロキシケイ酸」や「ジメチコン」などシリコーン系成分が含まれている:これらは水をはじく特性を持ち、ウォータープルーフ処方によく使われます。
- 「汗・皮脂に強い」「にじみにくい」などの記載がある:完全なウォータープルーフ処方ではなくても、汗に対して一定の耐性を持つ処方であることを示しています。
ただし、ウォータープルーフ処方には注意点もあります。
- 通常の石けんや洗顔料だけでは落ちにくく、専用のウォータープルーフ対応クレンジングが必要になることがほとんどです。
- 無理にこすり落とそうとすると、肌への摩擦が増えて乾燥や肌荒れのリスクが上がる可能性があります。
- 毎日使用する場合は、クレンジングの方法もセットで見直すことが大切です。
以下に、ウォータープルーフ処方と通常処方の違いをまとめました。
| 比較項目 | ウォータープルーフ処方 | 通常処方 |
|---|---|---|
| 汗・水への強さ | ◎ にじみにくく、崩れにくい | △ 汗をかくと崩れやすい場合がある |
| 落としやすさ | △ 専用クレンジングが必要なことが多い | ◎ 石けんオフ対応のものも多い |
| 肌への負担 | クレンジングの摩擦に注意 | 比較的マイルドな傾向がある |
| おすすめシーン | 夏の屋外活動・スポーツ・海・プール | 日常のオフィスメイク・室内が多い日 |
日常使いか、アウトドアや汗をかく場面が多いかによって、ウォータープルーフ処方が必要かどうかを判断するとよいでしょう。プチプラでもウォータープルーフ対応のアイテムはドラッグストアで手軽に見つかるので、使用シーンに応じて賢く使い分けることが、夏のメイク崩れを防ぐための近道になります。
以上の5つのポイントをまとめると、下記のようになります。
- 肌タイプに合ったテクスチャーを選ぶ(脂性肌→リキッド、乾燥肌→クリーム)
- 皮脂吸着・テカリ防止処方かどうかを成分・特徴欄で確認する
- SPF・PA値をチェックし、UV対策もまとめて行えるか見る
- 石けんオフ対応かどうか、自分のクレンジングと相性が合うかを確認する
- ウォータープルーフ処方かどうか、使用シーンに応じて選ぶ
この5つを意識するだけで、数あるプチプラアイテムの中から自分に本当に合う崩れないベースメイクが見つかりやすくなるはずです。ドラッグストアへ足を運んだ際は、ぜひパッケージ裏面をじっくり確認してみてください。
崩れを防ぐ!夏のベースメイク手順とプロのコツ

プチプラ崩れない下地を使っていても、塗り方の手順を間違えるとせっかくのアイテムの力を十分に発揮できないことがあります。正しいステップを覚えるだけで、夏の汗や皮脂に負けないベースメイクが格段に長持ちするようになりますよ。ここでは、メイクのプロも実践している5つのステップをわかりやすく解説します。
【STEP1】朝のスキンケアで皮脂を抑える下地前の準備
崩れにくいベースメイクの土台は、実はメイクを始める前のスキンケアの段階から始まっています。スキンケアの工程を丁寧に行うことで、皮脂の過剰分泌を抑えやすくなり、その後に乗せるメイクのもちが大きく変わってきます。
夏に皮脂が増える主な理由は、気温の上昇によって皮膚の温度が高くなり、皮脂腺が活発に働くためです。そのため、スキンケアの段階で肌を「乾燥させすぎず、でも油分を与えすぎない」状態に整えることがとても重要です。
スキンケアで意識したい4つのポイント
- 洗顔はぬるま湯で丁寧に:熱いお湯は肌の乾燥を招き、逆に皮脂が増えやすくなることがあります。36〜38℃程度のぬるま湯で洗うのがおすすめです。
- 化粧水は「軽めのテクスチャー」を選ぶ:夏はとろみの強い化粧水よりも、水っぽくさらっとしたテクスチャーのものが皮脂コントロールに役立つ可能性があります。
- 乳液・クリームは「少量」にとどめる:油分が多すぎると下地の密着が弱まり、崩れの原因になることがあります。乳液は必要最小限の量を薄く伸ばしましょう。
- スキンケア後は5〜10分待ってから下地へ:スキンケアが肌に浸透しきらないうちに下地を重ねると、成分が混ざってヨレの原因になることがあります。少し時間を置くのがポイントです。
また、Tゾーン(額・鼻まわり)は皮脂が出やすい部分なので、化粧水後に「収れん成分配合のローション」や「皮脂テカリ防止のプレベース」を部分使いする方法も効果的とされています。
【STEP2】化粧下地の正しい塗り方|毛穴・テカリをカバーするコツ
プチプラ崩れない下地を選んだとしても、塗り方が適切でないと効果が半減してしまいます。化粧下地は「量・順番・塗り方」の3つを意識するだけで、仕上がりと持続力が大きく変わります。
下地の塗り方 基本ステップ
- 適量を守る:下地は多すぎても崩れの原因になります。一般的にはパール粒1〜2粒分が目安とされています。使いすぎると厚塗り感が出て、逆に崩れやすくなることがあります。
- 手の甲に出してから塗る:チューブから直接顔に乗せるより、いったん手の甲に出してから指先で塗ると均一に伸ばしやすくなります。
- 中心から外側へ伸ばす:顔の中心(鼻・額)から外側に向かってやさしく伸ばしていくと、毛穴が目立ちやすい箇所を自然にカバーできます。
- 目のまわりは指の腹でやさしく:デリケートな目元は、摩擦を与えないようにやさしくパッティングするように塗るのがおすすめです。
- Tゾーンは薄めに塗る:皮脂が出やすいTゾーンに厚く塗ると崩れやすくなります。薄く伸ばして均一な膜を作るイメージで塗りましょう。
下地を塗った後は、指で軽くスタンプするように押さえると密着度が高まるとされています。ブラシやスポンジを使う場合も、最後に手で軽く押さえると浮きにくくなりますよ。
【STEP3】ファンデーションを薄く・均一に重ねるテクニック
ファンデーションは「薄く・均一に」が崩れにくいベースメイクの大原則です。夏は特に厚塗りが崩れの大きな原因になりやすいため、少量を何回かに分けて重ねる方法が効果的と言われています。
ファンデーションを崩れにくく塗るコツ
- スポンジ派はトントンと押さえるように:スポンジで塗る場合、こすらずに押さえるようにして塗ると、密着感が上がりよれにくくなります。少し湿らせたスポンジを使うと、さらに薄く均一に塗れることがあります。
- ブラシ派は内側から外側へ細かく動かす:ブラシを使う場合は、小さく円を描くように動かしながら内側から外側へ伸ばすとムラになりにくいです。
- カバーしたい部分だけに重ねる:シミやニキビ跡など気になる部分だけ、指やコンシーラーブラシで少量のファンデをポイント使いするとナチュラルに仕上がります。全体に厚く塗るより崩れにくくなります。
- フィニッシュはスポンジで軽く押さえる:全体を塗り終わったら、スポンジで軽く全体をプレスするとファンデが肌に密着しやすくなります。
| ツール | 特徴 | 向いている肌タイプ |
|---|---|---|
| 指 | 体温で密着させやすい・薄くなりすぎることがある | 乾燥肌・ツヤ感を出したい方 |
| スポンジ | 均一に薄く塗れる・密着しやすい | オイリー肌・混合肌全般 |
| ブラシ | カバー力が出やすい・ムラになることも | 毛穴カバーをしっかりしたい方 |
どのツールを選ぶ場合でも、塗る量を少なめにして「物足りなければ重ねる」という発想が、薄く均一に仕上げるための基本姿勢です。
【STEP4】フェイスパウダーで仕上げ|サラサラマット肌をキープ
下地とファンデの上からフェイスパウダーをプラスすることで、皮脂によるテカリを抑えて、メイクの持ちを高めることが期待できます。フェイスパウダーはいわばメイクの「蓋」の役割を果たしてくれる存在です。
フェイスパウダーには大きく「ルースパウダー(粉状)」と「プレストパウダー(固形)」の2種類があります。夏のメイクキープには、皮脂吸着成分を含んだルースパウダーが特に効果的とされています。
フェイスパウダーの正しい使い方
- パウダーは「乗せる」イメージで:こすりつけると下のファンデが動いて崩れの原因になります。大きめのブラシやパフを使って、ふんわり乗せるように使いましょう。
- 皮脂が出やすいTゾーンは多めに:額・鼻・あごはパウダーを重ねて皮脂の抑制をサポートするのがおすすめです。
- 頬は薄めに:頬は乾燥しやすいため、パウダーを厚く乗せすぎると粉浮きの原因になることがあります。薄く均一を意識してください。
- 目の下はラインに沿って:目の下にパウダーが入り込むと小じわが目立つことがあります。小さいブラシで丁寧に乗せるか、目の下はパウダーを省くという選択肢もあります。
プチプラのフェイスパウダーでも、皮脂吸着成分(シリカやタルクなど)が配合されたものを選ぶと、テカリを抑える効果が期待できます。ドラッグストアでも手軽に手に入るので、夏のメイクには積極的に取り入れてみてください。
【STEP5】仕上げのフィックスミスト・メイクキープスプレーで持ちを格段にアップ
メイクの最後の仕上げとして「フィックスミスト(メイクキープスプレー)」を使うと、メイク全体がコーティングされてより崩れにくい状態になることが期待できます。海外ではすでにメイクの定番ステップとして広く取り入れられており、日本でもSNSを中心に注目が高まっています。
フィックスミストの効果と使い方
フィックスミストは、スプレーして吹きかけるだけで下地・ファンデ・パウダーを一体化させてくれるアイテムです。汗や湿気に対して膜を張るような役割を果たし、メイクのよれや崩れをサポートすることが期待できます。
- 使うタイミング:メイクの一番最後のステップで使用します。アイメイクまで全て仕上げてから吹きかけるのが一般的です。
- 顔から20〜30cm離してスプレー:近すぎるとムラになりやすいため、適切な距離を保って均一に吹きかけましょう。
- 円を描くようにまんべんなくかける:顔全体にまんべんなくかかるよう、上から下、左から右に円を描きながらスプレーするのがコツです。
- ティッシュで軽く押さえてもOK:スプレー後にティッシュで軽く押さえると、余分な水分が取れてさらっとした仕上がりになります。
フィックスミストを選ぶときのポイント
| チェック項目 | 理由 |
|---|---|
| 「メイクキープ」「フィックス」の表記があるか | 保湿専用のミストとは成分が異なるため、メイクキープ目的のものを選ぶ必要があります |
| ウォータープルーフ対応か | 汗・水に対して強いタイプを選ぶと夏の使用に適しています |
| スプレーの粒子が細かいか | 粒子が粗いとムラになりやすく、メイクが崩れる原因になることがあります |
フィックスミストはプチプラでも種類が豊富で、ドラッグストアやバラエティショップで1,000円前後から手に入るものも多くあります。「下地だけでは夏を乗り切れない」と感じている方に特に試していただきたいアイテムです。
STEP1〜5のまとめ
崩れを防ぐ夏のベースメイクは、どれか1つのステップだけを頑張るのではなく、土台から仕上げまで全体を通してケアすることが大切です。プチプラ崩れない下地を軸に、正しい順番と塗り方を身につけることで、夏の汗や皮脂に負けないベースメイクを目指すことができます。最初はすべてのステップを実践するのが大変に感じるかもしれませんが、慣れてくると自然と手が動くようになりますよ。
夏メイクの注意点とよくある失敗

プチプラ崩れない下地を活用しても、塗り方や落とし方を間違えてしまうと、せっかくの効果が半減してしまうことがあります。夏のメイクには、知っておくべき「やってはいけないこと」がいくつかあります。このセクションでは、よくある失敗例とその対策を詳しくご紹介します。
やりすぎNG!厚塗りが逆に崩れやすくなる理由
「しっかりカバーしたい」「崩れないようにたっぷり塗りたい」という気持ちはよくわかります。でも実は、厚塗りは化粧崩れを悪化させる大きな原因のひとつです。なぜ厚塗りがNGなのか、その仕組みを理解しておきましょう。
厚塗りで崩れやすくなる仕組み
メイクアップは、肌の上に薄い膜を重ねるイメージです。この膜が厚くなりすぎると、次のような問題が起きやすくなります。
- 下地・ファンデーションなどの層が厚くなると、その重さで皮脂・汗と混ざりやすくなる
- 厚い層は乾燥しにくく、蒸れやすい環境を作り出してしまう
- 毛穴の上でコスメが盛り上がり、時間とともに浮いてくる(フタ崩れ)
- スポンジやブラシで重ねるたびに、下の層がヨレやすくなる
特に夏は皮脂の分泌量が増えるため、コスメの層が厚いほど皮脂と混ざって「崩れ」「テカリ」「ヨレ」が起きやすくなります。
正しい量の目安
| アイテム | 適切な使用量の目安 | 塗り方のポイント |
|---|---|---|
| 化粧下地 | パール1粒分(約0.5ml) | 顔の内側から外側へ薄く伸ばす |
| リキッドファンデ | パール1〜2粒分 | スポンジで叩き込むように薄く均一に |
| フェイスパウダー | ブラシにとって余分を払う程度 | Tゾーンを中心に軽くのせる |
「少量を薄く、重ねたいなら乾いてから」が厚塗りを防ぐ基本ルールです。崩れにくいメイクを目指すなら、まずは少量から試してみてください。
ウォータープルーフコスメの落とし方を間違えると肌荒れの原因に
夏の汗や水に強い「ウォータープルーフ処方」のコスメは、崩れにくさという点で非常に優秀です。しかし、落とし方を誤ると肌への負担が大きくなり、肌荒れや毛穴詰まりの原因になる可能性があります。
ウォータープルーフが落ちにくい理由
ウォータープルーフコスメには、水や汗をはじく成分(シリコン・ワックスなど)が配合されています。これらの成分は水では落ちにくいため、通常の洗顔料だけでは落としきれないことが多いです。無理に洗顔だけで落とそうとすると、次のような問題が起きやすくなります。
- 強くこすることで肌への摩擦ダメージが蓄積する
- 落としきれなかったコスメが毛穴に詰まり、ニキビや黒ずみにつながる可能性がある
- 刺激を繰り返すことで肌のバリア機能が低下するおそれがある
正しいクレンジングの選び方と使い方
ウォータープルーフコスメを使った日は、コスメの種類に合ったクレンジングを選ぶことが大切です。
| コスメの種類 | おすすめのクレンジングタイプ | 注意点 |
|---|---|---|
| ウォータープルーフマスカラ・アイライナー | ポイントメイクリムーバー(オイルタイプ) | コットンに含ませてそっと押し当てる |
| ウォータープルーフファンデ・下地 | オイルクレンジングまたはバームクレンジング | こすらずなじませてから流す |
| 石けんで落とせると表示されたコスメ | 洗顔料でOK | 製品の表示をよく確認する |
クレンジングは「素早く・やさしく・しっかり」が基本です。長時間肌にのせたままにするのもNGで、30秒〜1分を目安になじませたらぬるま湯でしっかり流しましょう。
お直しのやり方が間違っていると悪化する?正しいメイク直し方法
夏の外出中にメイクが崩れてしまったとき、間違ったお直しをするとかえって状態が悪化してしまうことがあります。「崩れた上からそのままパウダーをはたく」という方法は、実はよくある失敗のひとつです。
やってはいけないお直しのNG行為
- 崩れたまま上からパウダーを重ねる→ファンデが厚くなり、さらに崩れやすくなる
- ティッシュで強くこする→摩擦で肌に刺激を与え、ヨレがひどくなる
- 水や汗をそのままにしてメイクを重ねる→密着が悪くなり、すぐにまた崩れる
正しいお直しのSTEP
- 余分な皮脂・汗をオフする:あぶらとり紙やティッシュを「押さえるだけ」でそっと取る。こすらないことが大切です。
- 崩れた部分を整える:コットンやスポンジの清潔な面を使って、ヨレたファンデを軽くなじませる。
- 必要な部分だけパウダーをのせる:全顔にはたくのではなく、テカリが気になるTゾーンやアゴなどにピンポイントでのせる。
- 仕上げにフィックスミストをひと吹き:お直し後にメイクキープスプレーを使うと密着感がアップして持ちが向上する場合があります。
お直しアイテムをポーチに入れておくと、外出先でもスムーズにケアできます。以下のアイテムを参考にしてみてください。
| シーン | おすすめのお直しアイテム |
|---|---|
| 皮脂・汗が多いとき | あぶらとり紙・皮脂吸着パウダー |
| ヨレが気になるとき | クッションファンデ・BBパウダー |
| 全体的に崩れているとき | フィックスミスト+パウダーファンデ |
よくある質問|「崩れたらどうする?」「下地だけでもいい?」
夏メイクについてよく寄せられる疑問に、わかりやすくお答えします。
Q1. メイクが崩れてしまったとき、どうしたらいいですか?
A. まずあぶらとり紙でやさしく皮脂をオフし、崩れた部分を整えてからパウダーをピンポイントでのせましょう。崩れた上から重ねるだけの対処はかえって悪化させる可能性があるため、一度リセットすることが大切です。フィックスミストを活用すると、お直し後の持ちがアップする場合があります。
Q2. 夏は下地だけでもいいですか?ファンデは省略できる?
A. 肌の状態やお好みによっては、下地のみという選択も十分ありです。特にプチプラ崩れない下地の中には、UVカット・テカリ防止・カバー力がある程度備わったものも多く、「下地のみ+フェイスパウダー仕上げ」というシンプルなベースメイクを選ぶ方も増えています。肌に負担をかけたくない日や、ナチュラルな仕上がりを求める日にはこの方法が向いている場合があります。ただし、カバー力は通常のファンデーションには及ばないことが多いため、ご自身の肌状態や目的に合わせて選んでみてください。
Q3. 汗をかいたらメイクはすぐに落としたほうがいいですか?
A. 汗をかいた後にすぐ落とす必要は必ずしもありませんが、そのままにしておくと皮脂と混ざって崩れが進みやすくなります。ティッシュやあぶらとり紙でやさしく押さえて汗や皮脂を取り除き、必要であれば部分的にお直しするのが現実的な対処法です。帰宅後は時間をあけずにしっかりクレンジングを行いましょう。
Q4. プチプラコスメは高級品より崩れやすいですか?
A. 一概にそうとは言えません。ドラッグストアで手に入るプチプラコスメの中にも、皮脂吸着・ウォータープルーフ処方・フィルム密着処方など、崩れにくさを重視した商品が数多くあります。重要なのは価格よりも自分の肌タイプに合った処方かどうかです。オイリー肌なら皮脂コントロール処方、乾燥肌なら保湿成分配合のものを選ぶなど、肌に合ったアイテムを見つけることで持ちの向上が期待できます。
Q5. パウダーを塗りすぎると白くなってしまいます。どうしたらいいですか?
A. フェイスパウダーはブラシにとった後、手の甲や袋の口で余分をしっかり払ってからのせるのが基本です。一度に大量にのせず、薄くふわっとのせることで自然な仕上がりになります。また、透明タイプ(クリアパウダー)を選ぶと白浮きしにくく、夏の仕上げにも使いやすいのでおすすめです。
夏のメイクは「正しいアイテム選び」と「正しい使い方」の両方がそろってはじめて崩れにくさを発揮できます。プチプラ崩れない下地をうまく活用しながら、ぜひ今回ご紹介したポイントを日々のメイクルーティンに取り入れてみてください。
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まとめ|プチプラ崩れない下地で、夏メイクをもっと快適に
今回は、プチプラ崩れない下地をはじめとした夏のベースメイク対策について解説しました。汗・皮脂・湿気が多い季節でも、アイテム選びと塗り方のコツを押さえることで、長時間きれいな仕上がりを目指せます。
- 崩れの原因は汗・皮脂・湿気の三つ
- 下地→ファンデ→パウダーの順番が大切
- 皮脂吸着処方のアイテムを選ぶ
- ウォータープルーフ処方も要チェック
- 仕上げのフィックスミストで持ちアップ
プチプラコスメでも工夫次第で崩れにくいメイクが叶います。ぜひ今回ご紹介した選び方やテクニックを参考に、自分に合ったアイテムを見つけてみてください。
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